こんにちは!読書と実践が大好きなSE「つた」です。
前回の記事の続きです。
糖質制限から身体全体のことを考えた食事を探すきっかけになったのが逆流性食道炎でした。私の場合は舌の付け根あたりに頻繁に口内炎が出来てしゃべれないぐらい痛い、ゲップがでる、体がだるいという症状が出ており、定期健診の胃カメラで「胃炎」があるのと「食道裂孔ヘルニア」(胃の入り口が横隔膜より上に飛び出して胃の入り口が閉まらなくなる)を指摘されました。
さっそく胃腸科に行って診察を受けると逆流性食道炎の可能性が高いということでPPIという胃酸の分泌を抑える薬が処方されました。しばらく飲み続けていたのですが、あるとき信頼できる別の医師と話す機会があって、PPIを飲み続けていると腎臓に負担がかかり悪影響が出る人が多いという話を聞いて飲むのをやめました。
私は昔何度か誤診された経験もあって、西洋医学は「感染症や骨折等の急性の疾患には効果を発揮」するが、「慢性病にはあまり効果がない」と思ってますので薬以外の方法で治そうと決めました。
改善のためにやったのは以下のとおり。
①食事の見直し
②お腹の整体に通う
お腹の整体って何だろうと思いますよね。実は私の住んでいる大阪には胃を中心としたお腹を専門で診る整体があるのです。私はネットで検索して見つけたので興味ある人は探してみてください。ちなみにここは全国から患者さんが通っており、新規患者は抽選になります。私は二度目の抽選でとおって今でも通ってますが、勝手に記事にするのもまずいかと思いますので、今日は①食事の見直しについて話したいと思います。
食べ物については、テレビ等で頻繁に体によいと言われるものが紹介されてますが、誤った情報や不確定な情報が入り混じっていて、本当は何がよいのか分からないと思いませんか?
そんな時に読んだ、津川友介さんの「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」という本は客観的なエビデンス(根拠)と共に体によい食事が紹介されており、非常に参考になったのでシェアしたいと思います。
以下は本の中で私が特にいいなと思って線(Kindleハイライト)を引いた内容です。
健康に良い食品
数多くの信頼できる研究によって本当に健康に良い(=脳卒中、心筋梗塞、がんなどのリスクを下げる)と現在考えられている食品は以下の5つ。
① 魚
② 野菜と果物(フルーツジュース、じゃがいもは含まない)
③ 茶色い炭水化物 (精製されてないもの、玄米やそば)
④ オリーブオイル
⑤ ナッツ類
私の感想
魚と茶色い炭水化物については後の記事で触れます。
オリーブオイル
この本を読む前から、うちでは油はサラダ油などは使用せず、オリーブオイルのみを使用していました。でもオリーブオイルって美味しいけど高いですよね。うちの場合は当初IHerb(海外製品が比較的安く購入できるサイト)で購入してました。それでも揚げ物とかすると大量に油を使うので、もっと安いオリーブオイルがないか探してましたが、つい最近コストコでこんなのを見つけました。
コストコのプライベートブランドKIRKLANDのピュアオリーブオイルで4,300円ぐらいで何と5.4Kg(100g=80円)も入ってます。賞味期限も結構長いし、味もあっさりしていて揚げ物に向いていると思います。ちなみにコストコで売っている他のオリーブオイルよりも断然安いのですが、理由は「バージンオリーブオイル」ではなく「ピュアオリーブオイル」だからではないかと思われます。
私も違いを分かってなかったので少し調べたところ、以下の通り製法が異なり、バージンオリーブオイルは生食に使われることが多く、ピュアオリーブオイルは過熱して使われることが多いようです。ちょうど揚げ物用の油を探してましたので早速これを購入して揚げ物に使っています。
・バージンオリーブオイル
オリーブの実をしぼっただけのオイル 生食向き
・ピュアオリーブオイル
オリーブから絞ったオイルを精製し、香りや味のない状態にしたものにバージンオリーブオイルをブレンドしてつくられる 加熱向き
ちなみにうちでは生食用には同じくコストコのエクストラバージンオリーブオイルを使用しています
こちらも安くて、1.8kgで1800円(100g=100円)ぐらいです。ピュアオリーブオイルと較べて1.25倍ですね。
ナッツ類
元々実施していた糖質制限食でも、ナッツ類は糖質が低くカロリーが高いということで推奨されてますので過去にいくつか試した経験があります。
試したのはイオン、カルディ、楽天の最安値店舗ですが、イオンは中国製なので何となく気になる(中国製以外もありますが倍ぐらい高いです)、カルディは高い、ということでしばらくは楽天で購入していました。ただこれもコストコでこんなのを見つけてからはコストコに切り替えてました。
1.13kgで2,500円ぐらいです。値段は楽天最安値店舗と大差なしで味も私には違いが分かりませんでした。原産国はアメリカなので何となく安心感はあります笑。
ちなみに塩が入ったものと無塩の2種類が販売されてますので、好みに応じて選ぶといいかと思います。私の場合は両方試しましたが、無塩では少し物足りなく感じたので塩が入ったものを購入していました。
ただし私の場合は胃が弱いという弱点があり、ナッツを毎日食べていると胃がしんどくなってきたので今はやめています。どうやらナッツは胃に負荷が高いようです、、、
健康に悪い食品
逆に、健康に悪いと考えられているのは、 以下の3つ。
① 赤い肉(牛肉や豚肉のこと。鶏肉は含まない。ハムやソーセージなどの加工肉は特に体に悪い)
② 白い炭水化物
③ バターなどの飽和脂肪酸
私の感想
個人的に、なんとなくそうかなと思ってたのと大きな違いはなかったですが明確なエビデンス*が示されているので安心できました。唯一バターは健康に悪いと思ってなかったのでちょっと意外でしたね。(マーガリンが悪いというのはよく聞きますがこれについては言及なし)
ただ肉好きの私には牛(高いので頻繁には食べられない笑)はまだしも、豚(我が家のメイン)も悪いというのは残念でした。唯一鶏肉は大丈夫みたいなので、これを読んでからは豚を減らして、鶏肉を増やしました。
ちなみに鶏肉もコストコのさくらどりをメインで使用してます。むね肉の場合は2,4kgで1,200円ぐらいです。(もも肉は倍の値段)
さくらどりを最初食べたときはあまりの美味しさに感動した記憶があり、それからはコストコに行くと必ず購入しています。ただ以前は1,000円以下だったのでコスパが下がってきているのは残念です。
*本の中ではエビデンスレベルやその信頼度について詳細な説明がありますが、記事に書き出すと量が多くなりすぎるのでここでは割愛します。興味ある人は是非本を読んでみてください。
次の食品に行きたいのですが、長くなってきたので記事を分けます。
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