英語の勉強をいつも挫折するあなたへ1

英語

こんにちは!読書と実践が大好きなSE「つた」です。

唐突ですが私は数か月前から英語の勉強を始めました。きっかけについて少し説明すると、私の本業はSEですが、担当するシステムにAI(人工知能)やRPA(ロボット)を導入できないか検討をしています。去年のことですがAIの本場のアメリカ(ボストン)とカナダ(モントリオール)に情報収集のために出張することになりました。
メンバーは社内の4名(1名だけ英語が少しだけわかる、私を含む残り3名は全くだめ)と社外のAI研究者1名(アメリカで働いたことがあり英語は堪能)でした。ボストンでは毎年、大規模なAIのカンファレンスが開催されており、この時期はアメリカ中から人が集まるようです。

我々はここで3日間カンファレンスに参加することになるのですが、なんとボストンでは通訳がつかないことが直前にわかりました、、、とはいえ今さらどうしようもないので開き直るしかありません。
スマホでGoogle翻訳を使ってリアルタイム翻訳すればいいやと思い、バッテリーが切れないようにモバイルバッテリーだけ購入してカンファレンスに臨みました。ところが、、、

これ見てもらったらわかると思いますが登壇者との間に距離が結構ありますよね。
この距離でスマホでGoogle翻訳使っても音拾ってくれないんです(爆)
カンファレンス3日もあるのにどうしよう、、、
とりあえず気合で聞いてみるかと思って集中して聞いてみます、、、
、、、ネイティブの英語早すぎて全然わからん!!こうなると苦行でしかありません。

7時間の苦行を終えた私たちはもうフラフラです。晩御飯を食べながら聞いてみると、もちろん私以外の社内メンバーも同様に全く理解できず。唯一、多少英語ができるメンバーも半分ぐらいしかわからんかったって言ってました。「会社への報告どうする?」という話をしていると、それを聞いた英語堪能なAI研究者の方が「私も自分の会社への報告があるのでメモをとってますので送りますよー」と言ってくれました。「助かった!!」これで何とか乗り切れそうです。(何のために来たんやというツッコミは禁止です)

当面の課題が解決すると明日からどうするかという話になります。そこでわれらが団長(英語しゃべれず)が英断を下します。「明日は自分が特に気になるカンファレンスだけ気合で聞いて後は自由行動!」とのことです。カンファレンスは我々の泊まっているホテル内で行われるため、本来ならホテルに缶詰めの予定でしたが、これで外に出ることが出来ます。
早速明日行くところをネット検索で調べてみると、徒歩圏にかの有名な「ボストン美術館」があるではないですか!普段美術館に行くことなどない私ですが、多分もう二度とボストンに来る機会もないと思うので行ってみることにしました。

翌朝、カンファレンスを気合で乗り切って(もちろん内容は殆どわからず)昼ごはんを食べました。余談ですがこのカンファレンスは昼ごはんがついていて各自に配られます。それがこれ、、、

よく見てほしいのですが「なし」が丸ごと一個入ってます、、、これどうやって食べるんやろ、、、
ちなみに次の日はリンゴが丸ごと入ってました。アメリカ人の感覚はよくわかりません。

謎の昼食を食べた私はグーグルマップのナビをたよりに徒歩でボストン美術館に向かいます。ホテルと同じストリート沿いだったので迷うこともなく15分ほどでボストン美術館到着です。

入館料25ドルを払ってさっそく中に入ります。ちなみに入り口でコートを預けるようになってたのですが、少し混んでたのでスルーしてコートを着たまま歩いていると警備員さんにコートを預けるように注意されましたので大人しく最初に預けた方がよさそうです。

 

館内はとても広くて、アメリカ美術、ヨーロッパ美術、エジプト美術、東洋美術etcとテーマごとに展示場所が分かれてました。ゆっくりみると半日ぐらいかかるかもしれません。
私は元々美術に詳しいわけでもないので、あまり知ってる画家の作品がないなー、と思いながら早いペースでさくさく回ってるとついに発見しました。


ゴッホ


ルノワール


ゴーギャン


ムンク

私でも知っている超有名画家の作品(フランス印象派)がなんと一部屋に集まってました。これはめっちゃテンション上がります!!しかも撮影もOKみたいでみんなスマホで撮影してましたww もっと厳重な警戒をしてると思ってたので意外でしたね。
結局2時間ぐらいで全て見て回りましたがフランス印象派の部屋が断トツでお勧めです。(というか素人の私にはここだけでいいぐらいです)

ボストンはこんな感じで過ごしてましたが他にも面白かった点があったのでメモしておきます。

・スタバで注文すると名前を聞かれた。
⇒何のために聞かれたかわからなかったのですが、注文後様子を見ているとドリンクが出来たら
名前が呼ばれるので、自己申告で取りに行ってました。レシートの確認もしてないようなので
別人が取ってもわからないような気がします、、、おおざっぱですね

・スタバでお釣りが必要か聞かれた。
⇒どうやら小銭が邪魔で断る人もいるみたいです。最初聞かれた時は全然わからなくて
店員さんが日本語で「オツリ」って言ってやっとわかりました。ちなみにこの後のカナダのスタバ
では聞いても貰えずで、お釣りもらえませんでしたww

・現金を使っている人は皆無
⇒ボストンには3日間滞在して、その間夕食やおみやげを買いに行ったり、現地のスーパーに行ったり
しましたが現金を使っている人を一人もみませんでした。日本とは大違いですね。
ちなみに余談ですが私も現金使わない派で通常はApplePay、電子マネーが使えないところは
クレジットカードのためスマホだけで出歩くことが増えました。

・愛想が悪い
⇒一緒に行った人がアメリカで働いた経験があったためUberのアプリを入れててタクシーの代わりに
使いました。Uberはすごく便利で読んでから2,3分で来ました。また行先も予めアプリに入力済
で精算もアプリで行うので手間がかかりません。よくできたサービスだなと実感しました。
ただ運転手のお兄さんが一言もしゃべらず不愛想だったので、同行した方に聞いてみると東海岸の
人は基本的に愛想悪いそうです。(対して西海岸はこちらがびっくりするほどテンションが高く愛想が
いいみたいです)確かにUberの運転手だけでなく、スーパーの店員さんも愛想全くなかったです。

英語の勉強を始めた話を書こうとしてたのに旅行記みたいになってきましたが、続いてはモントリオール
の話を書いてみたいと思います。