こんにちは!読書と実践が大好きなSE「つた」です。
前回の記事の続きで男性と女性の脳の特性の違いについて黒川伊保子さんの講演と著書「女の機嫌の治し方」で読んだ内容をシェアします。
以下は本の中で私が講演で印象に残った箇所+特にいいなと思って線(Kindleハイライト)を引いた内容です。
女性にはとりあえず共感することが大事!!
女性の対話は、プロセス指向共感型 しかも、女性は、共感を頼りに文脈を紡ぐ。(ちなみに男性脳はゴール指向問題解決型で、一般的に男性は、問題解決のために対話を紡ぐ。相手が状況を語りだしたら、その対話の意図を探り、すばやく「解決すべき問題点」を洗いだそうとする。優秀な男性脳ほど〝省エネ型〟なのである。枝葉末節に心を乱されることなく、全体の主幹をシンプルに捉えようとする)
女性脳は、プロセスを語るその裏で、「何が真実か」を探る演算を無意識のうちに行っている。ことの経緯を語るうちに、そこに潜む真実に気づき、人間関係のひずみや、自分の失言などに気づいたりするのだ。その際に重要なのは、〝思う存分〟経緯を思い出すこと。そもそも女性脳は五感をフル回転させて状況認識をしているので、それらの記憶をしっかり解凍して、リアルに再体験することが大切なのである。そのためには、話の腰を折ってもらっちゃ困る。「そもそも三ヵ月前に、あの人がこう言ったから、私がこう言ったわけ。そうしたら……」なんていうふうに経緯語りをしている最中に、「きみも口の利き方が悪かったんじゃない?」なんて言われたら、真実を探る陰の演算がアボート(中断して無為に帰す)してしまう。しかも、同じ質で演算を再開させるのは、ほぼ不可能なのだ。このため、不快感が絶頂に達し、「話の腰を折る」とか「話を聞いてくれない」となじってくるのである。
女性脳の真理演算を推進するためには、共感してあげること、これに尽きる。「あ~、わかるよ、彼はそういう口を利くんだよな」「そうだよね、きみは、そういう気持ちだったんだよね」なんていうふうに。そのうえで、「きみも言うねぇ」なんて、ちょっとからかうくらいが、いい感じ。
まとめると、女性脳は、ことの発端から、時系列に経緯を語りながら、そこに潜む真実や真理を探り出している。共感によって上手に話を聞いてもらうと、この作業の質が上がる。そうして、話し終えるころには、きっぱりと結論が出ているのである。
男と女の対話は、どうしたってすれ違う 反射的に、自分の心情より、公平性を遵守するのが男性脳である。女の主観に寄り添うよりも、公平に状況を俯瞰してしまうに決まっている。女の、着地点のわからない経緯がたりにうまく共感しながら、寄り添うことは、かなり難しい。 このため、つい話をさえぎってしまうのである。「何が言いたいんだ?」「結論から言えないのか」「で、オチは?」みたいに。 あるいは、すばやく問題解決してしまう。「きみも、こうするべきだったんじゃない?」「それはダメだろう」のように。
私の感想
奥さんと話しをしているときに、脈絡なく自分に起きた経過をただ最初から話しているように聞こえて、先に結論を聞きたくなることないですか?私はしょっちゅうあります。
でもこれはダメで女性は話しながら経緯を思い出して、頭の中で思考しているようです。なので話の腰を折らず最後まで聞いてあげて、さらに共感することが大事だそうです。
黒川さんは講演中何度も他の話は忘れてもいいので、共感することだけは覚えて帰ってくださいとおっしゃってたので一番のポイントは共感であることは間違いないです。
あとおっしゃってたのは、間違っても問題解決しようとしないこと、それは求めてないみたいです(笑)講演で挙げてた具体例では「なんだか、腰が痛くて」と妻に言われて、「医者に行ったのか?」はダメ。もちろん、正解は共感で返すこと。共感のコツは、相手のことばの反復。「腰が痛いのか。それはつらいね」と受けるのが正解だそうです。これだけで不調が軽減する効果もあるそう。ちなみに黒川さんが女性の友人に「腰が痛くて」と言ってみたところ、100%の確率で共感してくれたみたいです。やはり男性脳と女性脳は違うんですね。
最後に注意点です。ここまで共感がポイントだという話をしましたが、男性脳からすると先の見えない話を聞き続けて共感し続けるのはかなりのストレスのようで、体壊す可能性もあるので4回に1回共感してあげればよいとのことです(笑)それぐらいならできるかも、、、皆さんも是非家庭で試してください、きっと夫婦円満になりますよ
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