いつも機嫌が悪い嫁さんへの対策1

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こんにちは!読書と実践が大好きなSE「つた」です。

先日会社のイベントで講演を聞く機会がありました。講師は黒川伊保子さんという女性でしたが、話がとても面白かったので1時間超の講演があっという間でした。早速著書を購入しましたので講演の内容と共にシェアしたいと思います。

黒川さんは1980年代に35年先のAI時代を目指して、人と人工知能の対話のありようを探る国のプロジェクトに参加。その途上で、「情がからむとっさの」対話スタイルに男女差があることを発見したそうで、1991年4月、全国の原子力発電所で稼働した「世界初」と言われた日本語対話型コンピュータを開発したすごい方みたいです。
私はまず、1980年代に既に2015年ごろからAIの活用が始まることが予測されており、その為の国家プロジェクトが立ち上がっていたことにびっくりしました。黒川さんは大学卒業後富士通に勤務されており、このプロジェクトに参画されたそうです。AIの研究をするためにはまず人間の脳を理解する必要があり、研究の過程で男性と女性の脳には全く違う特性があることに気付き、今は独立してこれを啓蒙するための会社をされているとのこと。

 

 

以下は本の中で私が講演で印象に残った箇所+特にいいなと思って線(Kindleハイライト)を引いた内容です。

男性脳と女性脳

男性脳とは「多くの男性に共通する特性を持つ脳」のこと、また女性脳はその逆。
男性の体に女性脳が載っていることやその逆もある(10~20%程度)、ただしこの場合でも必ずしもLGBTになるとは限らない。
男性脳は「狩りに出て獲物を捕ってくる役割」の男性、女性脳は「コミュニティの中で他人と協力して子供を育てる役割」の女性の遺伝子特性を色濃く残している。​

私の感想

要は男性脳は「素早い判断ができる」、女性脳は「周りの人と協力ができる」特性を持つということです。狩りが上手な男性や、子育てが得意な女性が子孫を残すことができたため現代にもこの遺伝子が受け継がれてきたということでしょうね。そもそも男性と女性の脳が別物だとしたら、奥さんや旦那さんとしょっちゅう意見が合わずに衝突するのも納得ですね(笑)

男性脳と女性脳には得意な見え方がある!?

男性は、遠くと近くを交互に見て、距離感をつかむ。ものの輪郭をいち早くつかみ、その構造を理解する。女性は、比較的近くにあるものの表面をなめるように見て、針の先ほどの変化も見逃さない。このため、デートをしたとき、女性は男性が注意力散漫に見えてしまう。自分にしっかり集中してくれていない、愛が足りないと感じてしまうのだ。

私の感想

男性は狩りで遠くの素早く動く獲物を捕らえる必要があるためこのような特性を持っているようです。
ちなみに黒川さんが講演でおっしゃてたのは、男性がデートで店に入るときは店内を見渡せる場所ではなく、壁が見える場所に座ると注意力散漫にならないそうです(笑)

男性脳と女性脳ではそもそも見てる場所が違う!?

遠くを見る男性脳と、近くを見る女性脳。このビューセンサーの有効範囲の違いは、恋人同士の喧嘩を誘発する。助手席に乗った女性が「そこ左」と言ったとき。彼女は20メートル先のわき道を見ているのに、運転席の彼のほうは50メートル先の交差点を見ている、なんてことは、日常茶飯事だ。当然、車は指示した側の意図とは違う道を左折する。  こんなとき、女性は「そこ左、って言ったのに」とイラつくし、男性は「だから、きみの言ったとおりに左折したんだよ」とムカつくことになる。どちらの主張も、それぞれの脳にとって正しいのである。つまり、正しい側と、間違った側があるわけじゃない。

私の感想

私の長年の疑問がこれで解決しました。私が行ったことがない場所に奥さんや母親を助手席に乗せて行くときの道案内の指示がいつも急すぎると言い合いになってましたが、そもそも見てる場所が違うんですね、、、噛み合わなくて当たり前ですね、妙に納得しちゃいました(笑)

まだまだ色々ありますが長くなってきたので記事を分けます。