何のために働くのかわからなくなったあなたへ 2

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こんにちは!読書と実践が大好きなSE「つた」です。

前回の記事の続きで尾原和啓さんの「モチベーション革命」についてシェアします。
ちなみに2018/10時点でkindleUnlimitedの対象なので会員は無料で読めます。


以下は本の中で私が特にいいなと思って線(Kindleハイライト)を引いた内容です。

仕事の永遠のルール「ありがとう」

今後「人工知能革命」が加速していくと、単純作業のような仕事はどんどんAIが担っていくことになっていきます。では、人が仕事をしていくうえで、どんなことが大切になっていくのか。どんな仕事なら、ロボットに代替されることなく、持続していけるのでしょうか。 シンプルな言い方をするならば、それは「他人から感謝されて、お金をもらえること」です。一見当たり前のようなことですが、これこそがどんな時代が来ても永遠に変わらない仕事のルールです。

人は自分にはできないこと、なし得ないことに対して、いくらでもお金を払うのだ、ということです。そして、自分にはできないことをしてくれる相手に対して「ありがとう」という言葉をかけるのだと。

これは、どんな時代の変化が起きても、永遠に変わらない法則です。たとえ「人工知能革命」が起きても、人は「有ることが難しい」ことにはお金を支払う。つまり、それは「仕事」として成立し続けるということです。

そんな仕事をするうえで最もハッピーなことは、「自分にとっては好きで楽にできることと、相手にはできないこととが嚙み合うこと」です。「こんなに楽で楽しくできることで、相手にお金ももらって、感謝をされるなんて!」と思えることです。仕事をしていて、これほど幸せな瞬間があるでしょうか? ということは、これからの仕事で大事なのは、自分にとって得意なことで、いかに相手にとって「有ることが難しいこと」を探し当て続けるか、ということなのです。

自分の場合

前から少しづつ書いてますが私も自分の好きなものを見つけるのに3年ぐらいかかりました。好きなことなんか何もないよという人もいると思います。私もその一人でしたが自分で気づかないだけで、必ず何かはあるはずなので諦めずに探し続けてください。ちなみに自分が気付いたきっかけは、何かの本を読んでいるときに書いてあった記述ですが「自分の仕事を細かいタスクに分解していって、そのタスクの中にやっているといつの間にか時間が過ぎるものがないか探す」といった内容だったかと思います。(また何の本だったか思い出したら記事にします)
私の仕事はSEで職務はチームリーダなので仕事を分解すると大きく「システム開発」「チーム運営」「その他」の3つに分類できます。さらにそれぞれを分解すると以下のようになります。

●システム開発
・企画
・設計
・製作
・検証

●チーム運営
・勤務管理
・面接
・チーム運営
・要員や予算管理

●その他
・システム開発やチーム運営状況の上位職への報告
・特命事項の上位職への報告
・お客様へのシステム提案の企画

これをさらに分解する(例えばその他の「お客様へのシステム提案の企画」)と以下のようになります。
この段階でそれぞれのタスクを自分が好きかどうかを感覚で当てはめてみました。
するとどうやら「お客様へのシステム提案の企画」は自分が好きな作業が多く含まれているようです。中でも資料を作成しているときに自分が時間を忘れて取り組めていることがわかりました!

・現状のお客様の課題をヒアリング    ←あまり好きじゃない
・課題を解決するために必要な情報を収集 ←普通
・収集した情報を使って解決策を考える  ←結構好きかも
・お客様に提案するための資料を作る   ←やってると時間を忘れてたり、納得いくまで作り直す
・お客様に提案             ←結構好きかも

大分端折って書きましたが、1,2時間程度で自分の好きなことが見つけられる可能性もあるので、皆さんも一度このような形で実際に書いてみるといいと思います。紙に書くのって結構手間なのでやりたがらない人も多いと思いますが騙されたと思って是非やってみてください!