今の仕事に疑問を感じていた
こんにちは!読書と実践が大好きなSE「つた」です。
前(リンク)にも書きましたが、今の仕事に関して正直疑問を感じていて、このままでいいのか、何だかモヤモヤしたものを抱えていた私は一時期「ライフワーク」や「幸せとは何か」について書かれた本を読み漁ってました。そんな時に読んだこの本は古典といってもいいような名作なので紹介したいと思います。
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある マイク・マクナス
以下は本の中で私が特にいいなと思って線(Kindleハイライト)を引いた内容です。
ヤル気が起きないときは
***引用***
ヤル気が起きないときには、ぐずぐずしてかまいません。どんどん先に延ばしましょう。そんなときは、ちょっと休む必要があるのかもしれません。自分の気持ちをさぐる必要があるのです。あなたの人生の方程式がとてもむずかしくて、潜在意識が情報処理を終えるまで少々時間が必要なのです。それはしばらくかかります。かなり長くかかることもあるでしょう。 どうにも気が乗らなくて、決断を先に延ばしたくなるときは、潜在意識が情報処理をしているのだと考えてください。情報処理を完了するのに十分な時間が与えられれば、潜在意識はその情報を鮮明に印刷して見せてくれます。さっと決断したり行動したりできないからといって、自分を責めないでください。まわりから非難されてもあせらないように。心の準備ができていなかったり、自分の気持ちがはっきりしないときに、無理にやらせようとする世間のプレッシャーに、どうか負けないでください。
***ここまで***
このままでいいのかモヤモヤしてるときは答えを出さないといけないと思って、自分の中でも焦りがありました。でもここを読んで「焦る必要はないんだ」「ゆっくり自分のペースで考えていこう」と思えたので、当時の私には非常に励みになりました。ちなみに自分の場合は好きなことを見つけるだけで2~3年かかりました(笑)
ライフワーク(好きなこと)を見つける方法
***引用***
「ソース」のプログラムをすすめていく上での第一のステップは、 自分の中にある、やむにやまれぬ興味や関心が何かを知る ことです。自分の心を躍らせるものが何かをすでに知っている人もいるかも知れませんが、よくわからないという人もいるかと思います。
ひとりで静かに散歩でもしたら、自分の大好きなことがいくつも思い浮かぶでしょう。自分の好きなことを探す場所は三つあります。「過去」と「現在」と「近未来」です。はじめに「過去」を調べます。自分はどんなことをしているときが幸せだったか、過去を振り返ってみましょう。プラモデルをつくるのが好きだったか。山に行って鳥の声を聞くのが好きだったか。ロックンロールが好きだったか。八ミリ映画を撮るのが好きだったか。骨董品店をのぞくのが楽しみだったか。自分の心を浮き浮きさせた行為を思い出してください。
子供の頃に大好きだったことは何か。現在好きなことで、時間がないからと決めつけ、あきらめていることは何か。近未来に関しては、あれがやれたらなあ、一度でいいからやってみたいなあ、と思っていることは何か。 その結果、思いついたことを全部ノートに書き出しましょう。
このように「ソース」の第一歩は、「過去」や「現在」や「近未来」から自分が好きなものをさがしだすことです。そこで見つかったものが「ワクワクのリスト」を構成します。
私たちは、職業を自分と同一視して、まるで仕事が自分であるかのように思い込みがちです。自分はエンジニアだ、教師だ、主婦だ、職人だ、という具合です。けれども人間は私たちが考えているよりもはるかに複雑で多面的な存在なのです。
誰もがワクワクをたくさん持っています。無意味だと思えても、まんべんなく関心を払いましょう。自分のあらゆる面を発見したら、そのすべてを生活に取り入れる努力をしてください。たくさんあるワクワクのうち、たったひとつでも無視すると、生活全体がアンバランスになり、心の満足は得られません。自転車のスポークが一本欠けているようなものです。たった一本のスポークがないだけでも、他のスポークに余分な力がかかって、次第に弱り、ついには車輪そのものが壊れてしまいます。
新しい生き方を設計する手始めに、まず次の質問に答えてください。自分で書いた答えに自分で驚くかもしれません。忘れてしまっていた楽しい経験を思い出してびっくりする人も多いでしょう。長い間味わうことのなかった、純粋にワクワクとする喜びが心に浮かんでくることでしょう。 自分が何を好きなのかを知っている場合、その好きなことをして、同時に好きなものを人に与える生き方をすれば、幸せになれます。それが「ソース」の生き方です。 私たちの人生に輝きをもたらすのは、自分の中にある多面的なワクワクなのです。
次ページの質問表にこだわらず、小さなころから好きだったこと、夢中になったことなど、思い切り書きなぐるように書いてみてください。書き終わったら、そのリストをよく見てください。先に説明したように、「ソース」のプログラムは自分のワクワクを生活の中に取り込んでいくものです。そして、そこに書かれているものがあなたのソースなのです。ワクワクすることを少しずつ実行していってください。
自分の直観を信じることです。重要なことであろうが、ささいなことであろうが、人物や状況に対して自分が直観的に感じたことを決して無視しないでください。あなたは「この話にはどうも気が乗らない」とか「この人はどうも信用できない気がする」とか「なぜかあの人に急に会いたくなった」などと感じたことがありませんか。そうした自分の直観を無視しないでください。心の中で本当に感じていることに注意をはらいましょう。何も感じられなければ、感じられるまで決断を延ばすのです。待っていれば、いずれ何かを感じます。その感覚があなたの本当の直観
***ここまで***
ライフワークを見つける方法については、本を読むとだいたいどの本も同じようなことが書いてます。ここでのポイントは「現在」好きなことから探すのは誰でも思いつきますが、意外な盲点が「過去」です。子供のころに好きだったけど、大人になってからやらなくなったことに答えが見つかる場合があります。何故かというと子供は基本的に好きなことしかしません。でも、大人になるにしたがって環境や事情が許さなくて、出来なくなっていることがあるはずだからです。
時間をとって紙に書きだすのは面倒な場合は、スマホのメモでもいいので思いついた時にチョコチョコ書き出していくことをお勧めします。自分の場合も腰を据えてできなかったので、移動時間や空き時間に思いついたらメモを追記していくようにしてました。
ワクワクすることを全て同時にやる!?
***引用***
生まれ持ったワクワクが「ソース」プログラムの心臓だとすれば、本章で説明する「同時実行」の考えはその肉体だと言えます。「同時実行」の考えは「ソース」プログラムの中でもとりわけ議論の中心になる部分ですが、ひとことで言えば、「自分がワクワクすることはひとつ残らず、すぐに実行したほうがいい」という考えです。
この同時実行の考えは、ものごとに優先順位をつける考え方と真っ向から対立します。自分の心を満たすものが何であれ、実行を先に延ばさないでください。ダイヤモンドのカット職人があらゆる面に細心の注意を払いながら磨き上げていくように、私たちも自分の心に必要なものなら、それがどんなに小さな一面であってもおろそかにできません。 自分のワクワクはすべて実行しましょう。たとえ一部でも、おろそかにしたり無視したりすると、その人らしさの一部が欠けてしまいます。
仕事や「やるべきこと」を全部すませていないと、好きなことはできないという発想は捨ててください。「ソース」のプログラムは、ワクワクのすべてを実行しないと効果がありません。自分のやりたいことや好きなことに、相当の時間を割りふらなければ、「ソース」の効果は見えてこないのです。そのためにもワクワクしないことや嫌なことはできるだけ減らしていく必要があります。
***ここまで***
個人的には好きなことを探すのは難しかったですが、見つけた後はそれを同時にやることは割と簡単でした。まあ好きなことなんで当たり前といえば当たり前ですかね、、、
ちなみに私は「文章を書いたり、構成を考えたりする」ことが好きで、以下を同時期に始めました。
①プレゼン資料の作成をサポート(ココナラというスキルシェアサイトでやってます)
②このブログを書くこと
③英語の勉強(これは好きというより前からやってみたかったけど踏ん切りつかなかったことですが、この機会に始めてみましたww)
まとめ
「ソース」の実践法を簡単にまとめてみるとこんな感じです。
①まず数多くあるワクワクが何かを見つける。
②つぎにそれをすべて同時に生活に取り入れ実行する。
③それぞれのワクワクに同じ量の情熱を注ぐ。
④目標ではなく、方向を定めて、小さな一歩を踏み出す。(あまりにも具体的な目標を立てるとしんどいのでざっくりした方向を定めてやっていくという感じです)
私と同じように、今のままで本当にいいのかモヤモヤしている人はぜひやってみてください!
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