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30代以降でサラリーマン以外の選択肢を探しているあなたへ
◆自己紹介
長らく放置してましたが、今日から本気でブログに取り組みたいと思います。
私は44歳の会社員で大手生命保険会社のSEをやってます。家族は奥さんと娘2人でごく平凡な人間だと思います。
ただ他の人と少しだけ違うのは
・本を読むのが好きで今まで2000冊以上読んでる。
しかも本を読むとすぐに実践で試したくなる。
・常にもっと楽にやる方法がないか考えてる(面倒くさいのがキライ)
・ややマニアックな傾向があり、興味を持つと集中的に取り組む
ところかなと自己分析してます。
おそらく、尊敬する永江一石さんのブログによるところの「アーリーアダプター」に属するタイプです。
More Access! More Fun!永江一石のITマーケティング日記
◆「金持ち父さん貧乏父さん」との出会い(読書)
今から10年前の34歳の時の話です。
その頃の私は仕事も覚え、随分周りが見えるようになってましたが、優秀な人が上司との相性や、たまたま運悪く発生したトラブルによって左遷されたりすることが普通にあって、努力だけではどうにもならないサラリーマンの理不尽さを目の当たりにして、本当にこのままサラリーマンを続けていいのか悩んでました。
そんな時にたまたま手に取った本が「金持ち父さん貧乏父さん」です。有名すぎるほど有名な本なので読んだ人も沢山いると思いますが、要約するとこんなことを書いてます。
【要約】
金持ち父さんの教えによると、世の中の社会人は“クワドランド”に属している。クワドランドは「従業員」「自営業者」「ビジネスオーナー」「投資家」の4つに区切られ、それぞれ“収入源”によって以下のとおり分類される。
<クワドランド分類>
×従業員・・・労働の対価として会社からの給料で収入を得る
×自営業・・・独立し自分で働き収入を得る
○ビジネスオーナー・・・お金を生み出す“仕組み”を持ち、自分が何もしなくても収入が入ってくる
○投資家・・・資産を使って資産を増やす(株式・FX・不動産投資)
多くの人が「従業員」や「自営業者」に分類されているが、この2つは「自分の時間」を「お金に換える」働き方のため、いつまでも働き続けなければならない。(ラットレースから抜け出せない)
貧乏父さんは「従業員」「自営業者」カテゴリーの中でどのように出世して収入を多く得るかを説いており、一方の金持ち父さんはこのカテゴリーから脱出することを目指すよう説いたのである。
もしあなたが“経済的な自由”、“精神的な自由”、“肉体的な自由”を手に入れたければ、「ビジネスオーナー」か「投資家」を目指さなければならない。そのためにはどうしたら良いのか。
まず、しっかりとしたビジネスを構築する必要がある。そして次に洗練された投資家になること。
その手段としておすすめなのが不動産投資。
◆それからの私の行動(実践)
そんな時にこの本を読んだ私は会社に依存しない生き方を目指して、本の中で紹介されていた不動産投資の勉強を始め、不動産投資の本を50冊程読みました。
勉強した結果、不動産投資にも色々な種類があることがわかりましたが、初めての取り組みでいきなり大きな金額の借金をするのは怖かったため、現金で買えるボロい一戸建ての物件から不動産投資をスタートすることにしました。その時に特に参考になったのがこの本です。(古い本のため今とは状況が少し異なる部分もありますが、基本的な考え方はいまでも通用します)
勉強を始めると同時にネット検索で物件を探したり、実際に不動産業者に問い合わせを行い、物件を15件ぐらい見に行きました。物件を数多く見ていると、段々慣れてきて見るべきところや相場観がついてきます。
結局、半年ぐらいで1つめの物件を購入し、その2年後に2つめの物件を購入、さらに3つめ、4つめと少しずつ購入していきました。
◆不動産投資を始めて10年経過して今思うこと
実は途中に病気をして2~3年投資をお休みした時期もあるので10年で戸建て4戸しか買えてません。現状は1戸を売りに出してるので3物件からしか収入がありませんが、それでも毎月20万円弱の収入を得ることができてます。
巷の本では5年で会社員を引退などと書いているものもありますが、それは借金をしてレバレッジを効かせた場合の話です。私のように現金買いで戸建てを買っている場合はリスクが少ない分、トレードオフとして資産の増加スピードもゆっくりです。
<不動産投資をやってよかった点>
・何もしなくても毎月一定の収入があるのは精神的に楽
ただし不動産の収入は次の物件のために貯めているため全く手を付けてないため生活レベルは変わりありません。
・手間がかからない
不動産投資(特に戸建て)は物件購入や賃貸人が決まってしまうと問題がおきない限り自分の時間がとられることはあまりありません。さらに私の場合は時間をとられるのがいやなので、(利回りは少し下がりますが)不動産屋に管理をお願いしてるため、普段は殆ど手間がかかりません。
・ビジネス視点が身につく
不動産は不労所得ではなく「売買不動産業者」、「賃貸不動産業者」、「借りていただくお客さま」を相手に行う一つのビジネスです。その為、よい物件を安く購入して、魅力的にリフォームし、いかに高く借りていただくか等々、いろいろ考えることがあります。この一連の流れを自分で体験することで会社員をやってるだけでは得ることのできないビジネスの視点や気づきを数多く得られました。
・税金についての知識がつく
確定申告が必要になるため強制的に税金の知識が身につきます。サラリーマンは天引きなのであまり意識してなかったのですが、自分で確定申告すると何とか税金を少なくしたいというバイアスが働くので減価償却や経費にできるものを調べたりするうちに税金についての知識が深まりました。
<不動産投資をやって悪かった点>
・空き室期間が長引くと精神的につらい
最初に購入した物件が場所があまりよくないため、一度空室になると次に埋まるまで長引くことが多く精神的にストレスです。ただ現金で購入しているため持ち出しがない分マシだとは思います。この物件はストレスなので売りに出してます。
・賃貸人募集依頼が苦手
物件を買った地域の賃貸不動産業者に募集の依頼を飛び込みで行うこともあります。書籍とか読むと、地域の不動産業者は全部回れとか書いてますがこれがなかなか大変です。正直2,3の業者しか回れてません。。。
◆今後の不動産投資について思うこと
ここ数年の銀行融資の緩い状態のためにプレイヤーが増加して、新築物件もどんどん作られてます。実際私が住んでいる大阪でも作り過ぎってぐらい供給されてるように思います。
一方少子高齢化の影響で人口が減少していくのは明確な事実のため、今後ますますレッドオーシャンに突入していくと考えてます。このような状況でどこまで不動産投資を拡大するかについては正直悩んでます。。。
なのでこれから始めたい人に手放しで勧められるかというとちょっと迷うというのが正直なところです。
不動産投資以外でサラリーマンがまとまった収入を定期的に得ることはなかなか難しく、私も色々なものに手を出して試行錯誤中ですのでまた後日記事にしたいと思ってます。
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